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【DAYLILY Talk 01】DAYLILYが生まれるまで 第1回

DAYLILY STORY 2020.01.14

編集:深谷千尋

2019年12月21日、コレド室町テラス誠品生活日本橋にて、DAYLILY初のトークイベントが開催されました。

トークテーマは「DAYLILYが生まれるまで」。
代表の小林百絵(こばやしもえ)とアートディレクターの河ノ剛史(かわのたけし)が、DAYLILYができるまでのことをデザインの側面からお話ししました。
 
DAYLILY Magazineでは、そのトークイベントの模様を編集ダイジェスト版として全5回にわたってお届けします。
最近DAYLILYを知ってくださった方へは、わたしたちの自己紹介として。クラウドファンディングを行ったころから応援してくださる方へは、その当時の思い出話や裏話として。みなさんに読んでいただけたらうれしいです。
  
 
 
小林
DAYLILYとしてトークイベントを行うのは今回が初めてでして…
どうなるんでしょう?(笑)
 
 
写真サンプル
 
 
河ノ
どうなるんでしょうね?(笑)
実は、打ち合わせも一切していません。
 
 
写真サンプル
 
 
小林
河ノさんから、「事前に打ち合わせをしてしまうと、そこで盛り上がりすぎて当日自分たちが盛り上がらなくなる」と言われ、確かにそうだなと思いまして。
なので今日は、DAYLILYのデザインについて、河ノさんにどんなお話をしていただけるんだろうとたのしみにしていました。わたし自身、話をしにきたというよりも聞きにきたような気持ちでいます。
 
 
河ノ
そうなんだ(笑)。
まあ、ゆるくやっていこうと思います。
 
 
小林
ゆるくやっていきます(笑)。
最初にわたしから、DAYLILYについて、そしてわたしたちについて、簡単に説明いたします。
 
 
 
わたしたちは「漢方のライフスタイルブランド」です。
 
 
小林
DAYLILYは、2018年に台湾でスタートした「漢方のライフスタイルブランド」です。こう言うと、お客さまからはよく「漢方薬を売っているんですか?」と聞かれるんですが、漢方薬は扱っていません。
 
日本では、「漢方」と聞くと「漢方薬」のイメージが強いと思いますが、DAYLILYのルーツである台湾では、漢方が生活に根付いています。食であるとか、習慣であるとか、生活の全てに漢方を取り入れている。コンビニで漢方ドリンクが売られているくらいです。
 
 
写真サンプル
 
 
小林
わたしたちは、そんな台湾での漢方のあり方、そのライフスタイルを、日本やアジアの国々に伝えていきたいという思いでDAYLILYを始めています。なので、薬である必要がないんですね。商品も、薬膳茶からライフスタイル雑貨まで、幅広く開発、販売しています。

わたしが台湾での漢方のあり方を知ったきっかけは、共同創業者のEriこと王怡婷(おういてい)です。
 
 
写真サンプル
 
 
小林
えりちゃんは大学院のゼミの後輩でして、彼女の両親が台湾で漢方薬局を営んでいること、彼女が漢方の魅力をもっと女の子に伝えていきたいと思っていることを聞きました。彼女は日本で暮らす中で、「日本では、なぜ漢方が生活から遠いんだろう」と感じたそうなんですね。
 
 
写真サンプル
 
 
小林
わたしはそれまで、漢方ってそういうものだと思っていましたし、そのことについて疑問を感じたことは無かったです。
でも、他のアジアの国々を見ていくと、台湾や中国、シンガポールでは、人々の身近に漢方がある。漢方の敷居がこんなに高くなってしまっているのは日本ぐらいなんですよね。
 
こうした状況に、彼女の話を聞いて初めて気づきました。そして、日本でも、もっと漢方が生活の身近にあったらいいなと思いました。
 
 
 
自分で意思決定して、つくっていきたかった
 
 
小林
えりちゃんは大学院の研究として漢方の魅力を伝えることに取り組んでいたのですが、卒業後は普通に就職をするつもりだと聞いていました。わたしも広告代理店への就職が決まっていたので、卒業後はそちらで働いていました。
 
 
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小林
そうして一年くらい経ったころに、わたしの勤務先が労務関係の問題を起こし、それが社会的な問題にまで発展したんですね。
それがきっかけで、「ヘルシーに生きる」であるとか「気持ちよく働く」ってどういうことなんだろうと考えるようになりました。
 
 
写真サンプル
 
 
小林
また、勤務先は大きな会社だったので、それ故の難しさもあるなあと感じていて。自分で意思決定して、自分でリスクを負って、そうしてつくっていくことがやりたいなと思っていました。
 
そういう中で、えりちゃんに聞いた台湾の漢方の話を思い出し、彼女の大学院時代の研究テーマであったDAYLILYを一緒にやりたい、彼女に一度話をしてみようと思いました。
 
 
つづきます