DAYLILY

magazine

【DAYLILY Talk 01】DAYLILYが生まれるまで 第4回

DAYLILY STORY 2020.02.20

編集:深谷千尋

12月に行われたDAYLILY代表小林百絵とアートディレクター河ノ剛史によるトークイベント。そこで二人が語った内容を編集ダイジェスト版でお届けする連載、第4回です。
三人が中心となってつくってきたDAYLILYですが、そこにはたくさんの方々のサポートが。そして、2017年の末に行ったクラウドファンディングから得たものは、一号店の開店資金だけではありませんでした。

【DAYLILY Talk 01】DAYLILYが生まれるまで 第1回
【DAYLILY Talk 01】DAYLILYが生まれるまで 第2回
【DAYLILY Talk 01】DAYLILYが生まれるまで 第3回
 
部活みたいな、バンドみたいな
 
河ノ
ここまで、DAYLILYができるまでのことをデザインを中心にお話ししてきましたが、もちろん三人だけでやってきたわけではありません。たくさんの人との関係の中でできていて。建築家の方、印刷会社の方、店舗のユニフォームをつくってくれる方、イラストレーターの方、ウェブをつくってくれる方、撮影をする部隊。世代が近いたくさんの人たちと一緒にブランドをつくってきて、なんかそれ自体が部活みたいな(笑)。
 
小林
バンドみたいな(笑)。
 
写真サンプル
 
河ノ
そんな感じでたのしいみたいな。
そうしてようやくDAYLILYは、現在皆さんに届いているようなブランドになりました。
 
クラウドファンディングがくれたもの
 
河ノ
以上、ちょっと駆け足でお話ししてしまったんですけれども、突っ込んで聞いてみたいことがあれば、ご質問いただきたいです。

参加者
DAYLILYという事業を進める際、当初よりも時間がかかったことはありますか?

小林
ご質問ありがとうございます。そんなに大きな遅れやズレはなかったかなと思います。
えりちゃんにDAYLILYをやろうという話をしたのが2016年の末なのですが、自分の中で、だいたい一年くらいは準備にかかるだろうと思っていて、実際一年かかりました。また、2018年にお店を出そうという目標はなんとなく決めていて、実際に台北で一号店をオープンしたのも2018年3月です。
 
一号店のオープンに際してはクラウドファンディングを行い、たくさんの方にご支援いただいたのですが、それによって「絶対ここまでにお店をつくらなきゃいけない」という締めができました。その締めに合わせて動けたっていうのはあるかもしれないですね。
 
写真サンプル
 
参加者
事業を始めてまず大変なのが、その事業が認知を得ること、人に知ってもらうことだと思います。DAYLILYは、日本と台湾でプロモーション活動として最初に何をやられたのか、一番みんなに知ってもらえた活動は何だったのか知りたいです。
 
小林
ありがとうございます。
一番反響があったというか、DAYLILYが一気にわっと広まったと感じたのは、やはり一号店のオープンへ向けたクラウドファンディングですね。実際に支援してくださった方以外にSNSなどでシェアしてくださった方も多くて、そのシェアによって興味を持ってくださった方や、「本当にDAYLILYができたらいいなあ」と言ってくださる方がたくさんいたので。
 
写真サンプル
 
小林
でも、クラウドファンディング終了以降、DAYLILYに対する認知の広がりはじわりじわりという感じだったと思います。当時は台湾にしかお店がなかったですし、それも便利な場所にあるわけではないので。
それでもわざわざお店に来てくださった方が、「よかったよ」と口コミで広げてくださって。すると今度は台湾のガイドブックなどの取材が来て、そのガイドブックを読んだ観光客の方が来てくださるようになった。
 
なので最初は、台湾へ観光に来られた日本人の方を中心に認知が広がっていったという感じですね。
 
河ノ
台湾にお店ができてからも、DAYLILYが人々に認知されている、広まっているという実感は、わたし自身は正直なかったんです。ネット上でリアクションをくださった方の数はわかっても、その背後にどのくらいの母数があるのか、関心を持ってくださる人が実際どのくらいいるのかは分からなかったので。
 
でも、表参道でDAYLILY初のポップアップストアを出した時、「DAYLILYを知ってくださってる方がこんなにいるんだ」っていうのを体感として知れたんですよね。

小林
しかもこのポップアップストアは、表参道ヒルズの横の建物の3階という、あらかじめ知っていなければ訪れない場所で行ったので、来てくださった方はみなさん、DAYLILYをすでにご存知だった方なんです。そういう方たちが、「ようやく日本に来てくれたんだ!」という感じでわっと来てくださいましたよね。
 
写真サンプル
 
河ノ
あれはうれしかったですよね。

小林
うれしかったですね。あんなに来てくださると思わなかったですよね(笑)。

河ノ
そのイベント会場の方にも言われてね(笑)。

小林
「こんなに人が来てこんなに売れたイベントは今までありません」って(笑)。そう言われるくらいだったので。本当にありがたかったですね。
 
写真サンプル
 
次回、最終回です!