【温活】冬の1番の悩み「冷え」から身体を守る養生法 From 国際薬膳師 miki
Sisterのみなさん、こんにちは。国際薬膳師のmikiです。
寒さが一段と厳しくなってきましたが、お元気でお過ごしでしょうか?無理せずお身体を大切に過ごしてくださいね。
寒さが厳しい冬の1番のお悩みは「冷え」。手先足先の冷え、全身の冷えなど、冷えのお悩みも様々です。
今回は冬の寒さから身体を守る養生法をお伝えします。冬を少しでも快適に過ごせるお手伝いができたらうれしいです✨
古くから伝わる寒い冬の養生法
一年の中で最も寒い冬は、動物たちも冬眠に入り身体を休ませる時期に入ります。
中医学の古い書物『黄帝内経』には冬の養生として「早く寝て遅く起きる。欲望は控えて、体内の陽気をもらさないように身体を温かく包んで過ごすべきである」と書かれています。
冬が深まり日照時間が少なくなるので、私たちの体の中にある大切な陽気を逃さないように夜は早く寝て、遅く起きるがポイントです。
あれこれ予定を詰め込んでがんばりすぎたり、ダイエットなどもこの時期は向いていません。身体をあたたく包んで自分に優しく過ごしてくださいね。
そして、普段湯船に入る習慣がない方も、冬は湯船に浸かり身体を芯まで温めましょう。お気に入りの入浴剤を入れて、いつもがんばっている自分を労ってあげてください。
芯からぽかぽか温活に最適な食材は?
寒い冬は温かい食事を取り入れて、臓腑を冷やさないようにすることが大切です。
温度が温かいだけではなく、温める性質のある温活食材も取り入れましょう。たとえば、緑茶は涼性の性質があるので寒い日は、温性の紅茶、平性のほうじ茶を取り入れるのがおすすめです◎
その他にも、いつものお料理に温活食材をバランスよく取り入れて、芯からぽかぽかになりましょう。
【温め食材】
生姜、ネギ、ニラ、唐辛子、胡桃、シナモン、ラム肉、牛肉、鶏肉、鮭、あじ、えび、紅茶
末端の冷えには、気血の巡りをよくする食材
冷えのお悩みの中で最もつらいのは、手先足先の冷え。寒い冬は、体が固くなりやすく、寒さから身を守るために背中を丸めて縮こまってしまうため、気血が滞り、巡りにくくなります。そのことが原因で末端の冷えが生じます。
身体を冷やさないために温活食材を取り入れることにプラスして、気血を補い、巡らせる食材を取り入れ、軽いストレッチや深呼吸することも心がけましょう。
【気血を巡らせる食材】
お酢、お酒、玉ねぎ、黒キクラゲ、青梗菜、そば、みかん、金柑、ジャスミン、キンモクセイ、黒豆、黒砂糖
DAYLILY人気No.1の漢方薬剤師さん監修の食べて飲んでヘルシーになれるお茶。3つのゴロゴロ素材にお湯を注ぐだけて素材も余すことなくお召し上がりいただけて本格的な和漢茶を楽しめます。女性に不足しがちなものを補う〈ナツメ〉〈龍眼〉、そして〈黒豆〉は、巡りもサポートします。温活に最適なアイテムです。
関連動画:[Morning Routine] マイナス9歳肌 国際薬膳師の美肌モーニングルーティン
冷えは老化の大敵 ?!黒い食材や海の幸を
中医学で冬を象徴する臓腑は「腎」です。腎は、腎臓だけではく、生命エネルギーや生殖機能、膀胱、髪、骨、耳なども指します。腎は冷えに弱く、冷やすとこれらに不調をきたします。そのため、冬は一年の中でも老化が進みやすいとされているのです。
冷えから身体を守ることはもちろんのこと、それに加えて、腎をサポートする「黒い食材」や「鹹(かん)味」を積極的に取り入れましょう。「鹹(かん)味」は、海の幸のことを指します。
【黒い食材と鹹味の食材】
黒キクラゲ、舞茸、黒胡麻、黒豆、黒米、桑の実、あじ、さば、ホタテ、牡蠣、えび、昆布、のり、ひじき
<鹿の角><亀板><トナカイの角>をはじめとした10種類の和漢素材を組み合わせた黒い和漢サプリメント。男女問わず、ご家族、パートナーとご一緒にお飲みいただけます◎
関連記事:7の倍数で変化する女性の身体とお悩みに。10種の和漢の御守り「EMPOWER YING-YANG ESSENTIALS」
関連記事:【40代以上におすすめ】更年ケアにぴったりのDAYLILYアイテム5選を紹介します
いかがでしたでしょうか?
これから寒さがさらに厳しくなりますが、自然界のリズムと同じように私たち人間も頑張りすぎず、冬眠するように身体を休め、美味しいものをたくさん食べて冬を楽しみましょう。
気軽に取り入れられる温活食材やDAYLILYのアイテムを取り入れて、心も身体もぽかぽかに温まってお過ごしください✨
◎合わせて読みたい◎
・【冬のおうち時間におすすめ!】台湾あったかドリンクのレシピ5選をご紹介
️・【乾燥や潤い不足が気になるときに】ツバメの巣のジュレで作るアレンジレシピ3選