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【中医学診断体験レポ🇹🇼 】台北にあるクリニック「泰昌堂」で中医学診断を体験してきました!

Sisterのみなさん、こんにちは👋

DAYLILY SisterのRihoです。
私は先日、台湾で「泰昌堂 」という本場の中医クリニックに行ってきました!

私は婦人科系の疾患を患い、普段は日本のレディースクリニックに通院しています。日本と台湾でどのような違いがあるのか、台湾の中医クリニック「泰昌堂 」での体験レポートを皆さんにお届けします📝

中医学とは

中医学

中国に古くから伝わる伝統的な医学体系であり、現代でも広く用いられています。中医学は『陰陽・五行・気・経絡』を基本概念として全体的なバランスを保つことで健康を維持するという考え方に基づいています。

訪れた中医クリニック泰昌堂中医診所」

台湾中医クリニック

【場所】溫州院 | 台北市大安區溫州街86號

【公式HP】https://www.taichangtang.com.tw/

【お問い合わせ先】taichangtang.wenzhou@gmail.com

 ① 受付と問診票への記入

問診票の記入風景

まずは、受付と問診票の記入を行います!

「泰昌堂 」では台湾の保健証が持っていない外国人の自費診療も行っているので、問診票には英語表記もあり、パスポート番号を記入する欄がありました。

中国語表記でわからないものは英語表記をアプリで翻訳すれば、意味はわかったので、特に困ることはありませんでした🙆‍♀️

問診票の画像

問診票には主に現在の健康状態や症状、既往歴、生活習慣などを詳しく記入します。

その中で特に興味深かったのは「飲食習慣」の申告があり「素食:ベジタリアン」の項目があったことです。

日本の病院では普段の食事に関して問われることはあまりないので新鮮に感じました。医食同源を根本にした中医学ならではですよね🌿

② 問診

台湾中医クリニック診療

「泰昌堂」では日本語の診察は行っていないのですが、英語での問診は可能です。今回はありがたいことに台湾人Sisterに翻訳してもらって受診しました。 

私が日本のクリニックとの違いを感じたのは、症状のほかに普段の生活習慣への質問が多かったことです。

「寒がりですか?暑がりですか?」「冷たいものはよく飲みますか?」「汗はかきやすいですか?」「よく好んで食べるものは何ですか?」など普段の生活に関する問診から導き出して体質を判断されていました。

③ 脈診・舌診

台湾中医師脈診

◻︎脈診は手首に触れて脈拍の早さ/脈の強さ/脈のリズム/などから診断すること

◻︎舌診は舌の色や厚さ、舌の形などから診断すること

私は「汗をかきやすい」「暑がり」「冷たいものを飲む」「睡眠時間が短い」「脈が頻脈」「舌に少し苔がある」ことから「熱が体にこもりやすい体質」と診断されました。 

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これまで【腎を補うケア】を心がけていたのですが、私のような体質の人は【熱を発散すること】が大切だったようです。

中医師によると『疾患は同じでも個人の体質によって治療法は変わる』とおっしゃていたのが印象的でした。

④ 漢方薬の処方

問診・脈診・舌診より総合的に診断して漢方薬を処方され、漢方薬を飲むタイミングについても教えてもらいます。

中医師の診断結果から生薬の配合量を決めて調合された漢方薬なので、日本で販売されている既製品のものではありません。

しかし、調合いただいた漢方薬に類似していて日本のドラックストアでも買える漢方薬を教えていただけたので、とてもありがたかったです。

⑤ お会計

お会計しているところ

最後はお会計です。台湾の健康保険証が持っていないので、自費診療になるのですが、今回の初診料(もしくは再診料)と漢方薬の薬代(2週間分)を合わせてNT$ 1600、当日のレートで約7600円でした。台湾の健康保険証がある場合は約NT$350、約1670円になります。診察の実際の費用は、治療項目や薬の種類や内容によって異なります。薬の粉末が苦手な場合、錠剤やシロップなどの異なる剤型も用意されています。

泰昌堂中医クリニック内

レジカウンターには、DAYLILYにもあるようなシロップ酸梅湯などシロップタイプの自宅ケアができるアイテムがたくさんありました☕️

例えば、喉を潤す枇杷膏や婦人科の調整に役立つ益母膏など、長期的なケアに適しており、日本への持ち帰りにも便利です。どなたでも購入できます。

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来院前は少し緊張していたのですが「泰昌堂 」の中医師の先生はもちろん、スタッフの皆さんも優しく暖かな雰囲気で安心して受診できました☺️

自分の体質についてより深く知れる貴重な機会をいただきとてもありがたかったです。

台湾の中医クリニックはハードルが高いと感じる方は日本の漢方薬局で相談してみてもうのも良いかもしれません。この記事が中医学に触れるきっかけになれば嬉しいです✨

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UenoRiho

DAYLILY PR担当。 大学時代に「養生」をテーマに卒論を書いたことが漢方との出会い。 ”湾生”の祖母を持ち、コスメ、スキンケア、グルメが大好き。

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