【豆知識】台湾の伝統的なヘルシールーティーン!漢方薬局の量り売り文化
こんにちは、台湾人sisterのハンちゃんです。
台湾の漢方薬局は、体調不良により、お薬を求める場所だけではなく、お菓子や料理に使う漢方薬の材料である生薬等を求める人も多いんです。
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実は、台湾の漢方薬局今も量り売りで販売することが主流で、自分の容器を持っていって量り売りで購入して、家で飲まれています。今日は、その量り売り文化について紹介したいと思います。
伝統的なスティールヤード今も使用!
普段もうなかなか見る機会ないスティールヤードは、台湾の漢方薬局今でも使われています。
スティールヤードは中国語で「戥子」(デェンツ)といいます。1000年以上前に中国で発明されたものだと言われています。精度が高いため、高額の金属や高級の漢方の秤として使われています。
伝統的な包み方「虎頭包」
「虎頭包」は台湾の伝統的な漢方の包み方。スティールヤードで計った漢方を紙で包みます。実は、これも消えてしまいつつある文化の一つです💦 昔の漢方薬草は膨らんでいたため、この包み方なら、紙を最大限に利用できるし、とても丈夫なので、長く使われています。
また、「虎頭包」はとても可愛らしいエピソードがあります。中医学の神「孫思邈(そんしばく)」、台湾では、「健康」の神様としてよく知られています。彼が山の中でケガで苦しむ虎を見かけて、治療してあげました。その虎は人を食べたりしていましたが、恩を返すため、もう人を襲って食べたりしないようになりました。当時、孫氏の薬の包は、横から見るとちょうど虎の口に見えるところから、この包み方はいつしか虎頭包と呼ばれるようになったそうです。
DAYLILYでも、虎頭包で包んだ漢方のおやつを用意してます。1つは台湾の<洛神花(ラクシンカ)>をお砂糖漬けにしたもの。もう1つは、<桑の実><枸杞><胡桃>をミックスしたお菓子です。現在は店頭販売のみとなりますが、プチギフトやテレワーク中のお菓子におすすめ。
昔の台湾の家庭に必ず置いてある、透明なキャニスター
この透明なキャニスター、昔の台湾の家庭に必ず置いてあるほど、長年台湾人の生活に馴染んでいます。
子供が大好きな山査子の飴、料理用の八角、サプリメント等、キャニスターを入れて、中身をわかるようにマークペンでメモしたり、ステッカーを貼ったりしたりします。
現地の漢方薬局では、透明なキャニスターを購入できますし、そのまま何度も使えます。このキャニスターの存在からも「漢方」はいかに台湾の暮らしに馴染んでいることを表しています。
DAYLILYもロゴ入りのキャニスターとシールのセットも用意しています(店頭販売のみ)
是非、キャニスターにお気に入りのステッカーを貼っていただき、漢方で体温もテンションもUPしましょう!
DAYLILYも台湾の漢方屋のように量り売り可能!
DAYLILYでは、会員限定で一部商品の量り売り販売を行っています。
【量り売り実施店舗】大阪ルクア1100店/有楽町マルイ店 /誠品生活日本橋店
100g単位で量り売り販売してますので、特に、普段飲んでいるお茶をもっと多めに欲しいという方におすすめですし、他に試してみたいお茶やおやつがあれば、少量の100gからでも◎
当店で販売しているキャニスターはもちろん、お客様ご自身のキャニスターや缶等もご利用いただけます。
量り売りは、包装がない分、お値段も通常の価格よりお得です。環境にも、お財布にもやさしいです。ただ、それだけではなく、ぜひ、私たちDAYLILYのsisterたちと一緒に、漢方を生活のルーティンの一部にしていただき、自分の暮らしや体調と向き合っていきましょう!
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環境にもお財布にもやさしいDAYLILYの「エシカル定期便」がスタートしました💌🌳🕊