DAYLILYのsister対談 「ヘルシーに働くってどういうこと?」現役大学生のsisterが、お姉さんsisterに聞いてみた✨
こんにちは!DAYLILY sisterのLeonyです。
渋谷ヒカリエのsisterになって、今月で5ヶ月を迎えました。
DAYLILYでは、ライフスタイルに漢方を取り入れながらヘルシーに生活することはもちろん、そういった生活をお客さまにご提案する私たちsister自身も、「ヘルシーに働く」ことを大切にしながら日々接客をさせていただいています。
「でも、ヘルシーに働くって、どんな働き方なんだろう?」
現役大学生の私は、ふと疑問に思いました。
働くことと、生活リズムのバランスをとることは、もちろん大切。
でも、社会人になって「働く」を経験したことのない私にとって「ヘルシーに働く」ことはまさに未知の世界。働くイメージがつきにくいまま過ごしていました。
今回は、フリーランスとして働きながら、プライベートで勉強している漢方の知識を活かして先輩sisterとしても活躍されているYukaさんをゲストにお招きして、「ヘルシーな働き方」をいっしょに考えてみました!
Leony:今日はよろしくお願いします!Yukaさんは日頃から業務の中でもお世話になっていますよね。いつもありがとうございます🧡
個人的に、Yukaさんのライフスタイルに対する考え方に惹かれていて、ぜひお話を聞いてみたいと思っていました。ちなみに、YukaさんはDAYLILYのsisterになってどのくらい経ちましたか?
Yuka:ありがとう!笑
今日はぜひよろしくお願いします!
sisterになったのは今年の2月の頭だから、今月でちょうどまる9ヶ月かな!
Leony:DAYLILYのスタッフを志望したきっかけは...?
Yuka:最初にDAYLILYを知ったのは、去年の暮れにDAYLILYのことを知っていた友達から「(漢方を扱う)こんなブランドがあるよ」教えてもらったのがきっかけです。
その頃、私は前職の会社を辞めることが決まっていた頃で、漢方の勉強もはじめた頃で。
タイミング的にちょうどいいなということで、とりあえずアルバイトをやってみようと思いsisterの募集に応募しました。
Leony:実際にDAYLILYで接客してみて、どの商品が一番好きになりました?
Yuka:杏仁茶かなあ、単純に味が美味しい。
あとはUplift Herbal Syrup も好きかも。体がポカポカになるし、私はいつも牛乳とか豆乳で割っているんだけど、それも美味しい。
Leony:わかります!特にUplift Herbal Syrup は生理前生理中にプライベートでもよく飲んでて、お客さんにもおすすめしている商品ですね。
前職がきっかけで漢方の世界へ。初級講座から独学をスタート
Leony:ちなみに、そもそもなぜ漢方に興味を持ったんですか?
Yuka:前職が印刷会社だったんだけど、その時に「看板をつくりたい」というクライアントがいたんです。そのオーダーが「薬剤師さんのお店の看板をつくる」というもので。
最初は「薬剤師さんのお店ってなんだろう?」と思って話を聞いてみたら、普通の薬局とはすこし違って、患者さんとのカウンセリングに重きをおく薬剤師さんで。
患者さんと対話をしながら、東洋医学と西洋医学、両方の観点から判断して患者さんに最適な処方をするという珍しい薬局だったのね。
そこで漢方も取り扱ってて、ちょうど自分の体のことも知りたいなと思っていたし、「いいきっかけだから通ってみよう」と思ってその薬局のカウンセリングに通ったのが、漢方が身近になったきっかけでした。
そのあと漢方の学校にも通いはじめたんだけど、試しに受けた初級講座が思いのほか面白くて。かつ、勉強している最中に新型コロナウイルスが流行したというのもあり、「これからは、一つの場所だけで働き続けることはリスクなんじゃないかな?」と思うようになったんです。
漢方や薬膳をしっかり勉強して、それが今やっている仕事とは別の生業になったらいいかなと思い、今は初級を終えて、上級編に進んでます。
Leony:なるほど...そうだったんですね!
ちなみに前職という言葉がありましたが、Yukaさんは今も本業を別に持っていますよね。Yukaさんの現在の本業に関して聞いていいですか?
Yuka:う〜ん、明確な肩書きというものを持っていないのだけど、駆け出しのフリーランスってことでお願いします。笑
「ノーストレス」で働けるサイクルを模索して辿り着いた、フリーランス×アルバイトのかたち
Leony:笑笑。
肩書きを持っていないということですが、私は個人的に、まさにそこに興味を持っていたんです。というのも、私が今まで出会ってきた大人の方は自分を含め、月曜日から金曜日までみっちり働き詰め、というのが「普通」だと感じる方がまだまだ多い気がしていて。
働き方にも関わる話になりますが、私にとって、Yukaさんのようにフリーランスをしながらアルバイトもするという働き方は、ハードワークを避け「ヘルシーに働く」ことを、自分でコントロールできる、新しい方法だなと思っていました。
Yuka:うんうん。まず、私がなんで前の会社をやめたのかと言うと...
Leony:おお!それは初めて聞く内容かもしれないです。笑
Yuka:そうだっけ!笑
働き方の部分で言うと、月曜日から金曜日までちゃんと会社に通うということに結構ストレスを感じていて。月曜日〜金曜日まで働いて土日休むっていうサイクルだと、決まってテンションの浮き沈みがあるんですよね。
例えば、月曜日は気持ち的に沈んでいるじゃない。でも金曜日に近づくにつれてだんだんと気分は上がって、土曜日にピークを迎えるんだけど、日曜日の晩にはもう「あ〜、明日から仕事だ...」って。
Leony:たしかに、日曜の晩は憂鬱になりますね。笑
Yuka:そう、憂鬱になるでしょ?笑
会社員としての1週間のリズムが私には合っていなくて、そのストレスが嫌だなあというのはずっと感じていました。会社を辞める理由はその他にも理由はあるけど、結局1年間くらい悩んだ末、段々と漢方に意識が向き始めたから、前職を辞めました。
Leony:その典型的な会社員時代と今を比べて、どうですか?
Yuka:今はノーストレスだね!笑 本当に最高。
今は週3でデザイン会社に通って仕事をして、DAYLILYは週1~2日働いています。
休む曜日は変えつつも、これからも週5働いて週2日休むというスタイルは崩さないようにしたいかな。
Yukaさん流 ヘルシーな生き方へのヒント
「食べるために生きるな、生きるために食べよ。」
Leony:前にYukaさんとお話した時、食べることと生きることに対する格言をおっしゃっていたのがとても印象に残っています。あの格言を聞いて、Yukaさんに今回お話を聞きこうと思ったんです。どんな言葉でしたっけ...?
Yuka:ありがとう!笑
ああ、哲学者ソクラテスの言葉「食べるために生きるな、生きるために食べよ。」かな?
Leony:そうです!名言ですよね...。
Yuka:名言だよね...。ぜひこれを記事の最後に入れてほしい!笑
Leony:はい、これで締めくくろうと思っています!笑
個人的に、とても共感する言葉でした。
Yuka:本当にそうだよね。この世に生を受けたからには、「どう生きるか?」という問題は誰しも考えなければいけないことだと思ってます。生きるスタンスの問題ですね。
Leony:そうですよね。その中でも、食事ってすぐに粗雑になりがちだと思うんです、私も疲れている時はしょっちゅうコンビニ弁当で済ませる時がありますし。
でも、この「食べるために生きるな、生きるために食べよ」という言葉を聞いたとき、「あ。これはへルシーな生き方、ヘルシーな働き方にもつながる言葉だな」と思ったんです。とりあえず空腹を満たすことだけに集中して、食べるためだけの働き方・生き方をしてしまいそうになったときに軌道修正できる言葉だなと。
Yuka:そうだね。まず、自分を主体的に考えるということが大事なんだと思います。
Leony:でも、それって意外とむつかしいですよね。
忙しくなると、すぐに会社主体の生活や考え方になってしまいます。
Yuka:むつかしいよねえ。
実は私、大学進学のときに新潟から上京してきていて。
上京してしばらくは、どちらかというと「食べるために生きる」タイプでした。田舎から都会に出てきて、「絶対に何者かになってやるぞ!」という強い思いが第一優先にあったから、自分のことは後回しにしてたんです。
でも、だんだんと年を重ねて30手前にもなり、最近は「自分が何者である以前に、自分は自分じゃん。」と思うようになっていて。笑
今は「自分」に意識がフォーカスされているんだけど、「いかに自分が生きやすくするか」っていうことを考えたとき、いちばん最初に思い浮かんでくるのがやっぱり衣食住なんですよね。
人間の最も基本的な営みに自分の重点が置かれるようになったときに、まさに「生きるために食べよ」という言葉が、最近身にしみて分かるようになってきたんです。
今は「すこやかに生きる」というのが私の人生の目標ですね。
Leony:なるほど...。私も、潜在意識の方ではまだ「何者」かになりたいと思っている部分があると思います。笑
でも、Yukaさんは何者かになろうとがむしゃらになった時期を経て、今は1日1日を「すこやかに生きる」に至ったわけですね。
Yuka:うん。誰しもが、いつかそういう時期を迎えると思う。
Leony:きっと私はこれからですね。笑
今日はどうもありがとうございました!✨
Yuka:こちらこそ、ありがとうございました!
文/編集:三浦玲央奈